用途に合わせた “筆の大きさ”

昨晩は、急な大雨・嵐のような突風。
こうも湿気が入ってきますとオーダー作品は書けません💦

さて今日は作品ではなく筆のご紹介を。
写真で手に持ってますのは、学校の授業で使っている半紙を書くのに最適な大きさの筆。
一番馴染みのある筆の大きさかと存じます。
使用している毛の種類にもよりますが、無理すれば結構大きな字も書けます。(筆が痛むので私はオススメはしません。)

写真の右から2本は、違いが分かりづらいかもしれませんね。
このくらいの筆の長さ・穂量になりますと、繊細な線から迫力あふれる線までいろいろな作品に応用できます。

右から3番目の筆は、大作を書くのによく使用します。
このホームページのロゴ画像で私が使用している筆です。
大きい割に穂先も効きますので重宝してます。
かなり大きな字が書けますので、大きな紙にドーンと書くとストレス解消になりますよ。

右から4番目、これは完全にパフォーマンス用です。
重いです。
壁にドカーンと大きな字を書くのに最適です。
中々ご家庭にはない大きさの筆かと存じますが、小さなお子さんとかに楽しんで書いてもらいたいなと思う筆です。

一番左端、これはほうきサイズです。
よく書道甲子園などで学生が力いっぱい大きな字を書くのに使用しているサイズと同等の筆ですのでTV等でご覧になられた方もいらっしゃるかと思います。

今日は、筆の大きさ比べの記事を書かせていただきましたが、今度は筆の”毛の種類”でどんな線が出しやすいのかなどご紹介していければと思います。

長文、最後までお読みくださりありがとうございました。

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suihou Ichikawa
Japanese Calligrapher|書家|墨象アーティスト 市川 翠峰 (いちかわ すいほう) 7歳より書道師範である両親の指導のもと、書を始める。その後、書道師範・書道教授免許を習得。 書道団体 漢字部門にて十数回に及ぶ賞を受賞し現在に至る。 書道指導・作品展でのゲスト講演・社名・店名・道号・名刺・タトゥーデザイン等、多数手掛けている。 また、書の分野だけに留まらず様々なアーティストとも交流を深め、伝統を重んじながらも ”斬新”を志し生きた線を書くことを心がけている。 "タイタン" の学校 書道講師

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