炎を身にまとい、その涙は、癒しを齎し、血を口にすると不老不死の命を授かるという世界各地にて言い伝えられている伝説の鳥 “フェニックス” 。
その神々しい姿は、見る者を惹きつけてやみませんよね☆
私自身、小学生の時に、手塚治虫先生の “火の鳥” を夢中になって読んでいました。
古代エジプトの神話では、毎夕に沈み毎朝昇る太陽を象徴していたとされています。
伝説の鳥は、生活に欠かせない身近な存在だったのかもしれませんね。
火を纏った姿を絵ではなく、墨象でもなく、【字】で表現したいと思いその姿をイメージしながらさまざまな書体にて試作してきました。
余白の大空に羽ばたく草書のフェニックス(火の鳥)。
今度は、水墨画で書いてみようかと想像をふくらませています。