以前、蒼穹(そうきゅう)の記事でもお伝えしましたが、蒼には様々な意味があります。

たとえば、私は月が大好きで、私の中で見える月は”あお色”です。

蒼ではなく青の中には”月” があります。
漢字の成り立ちとしては全く別なのですが、青は「よく晴れた日中の空や海の色の事」を意味します。

もちろん、昼間にも月は見えますが、私は、ほのかな夜の月が落ち着きます。

夜空に浮かぶ蒼い月。

皆さんの中で浮かぶ月はどんな色でしょうか。

 

※『』のご購入は、『こちらから』。

 

オリジナル作品のオーダーは、『こちらから』。

 

『声優 あまね様』 名刺作成のご依頼

今回は、様々なシーンで活躍されている、声優のあまね様より、名刺作成のご依頼をいただきました。

あまね様は、私の親友の画家の友人で、彼の紹介により今回のご依頼へと至りました。

実際にお会いし、お話をさせていただいて名刺のイメージをふくらませて、心を込めて名刺のデザイン・お名前を揮毫し、作成させていただきました。

【名刺はご自身の顔】ともいえるほど大切なものだと存じます。

また、あまね様は、書道の師範の資格も取得されており、多彩な才能をお持ちでいらっしゃいます。

夢に向かい、日々お仕事をされていらっしゃる方は、本当に輝いています。

今後、益々のご活躍をお祈りしています。

※あまね様へのお仕事のご依頼、応援は下記から。
声優 あまね様 オフィシャルwebsite

 

※あまね様がご紹介されている記事は、『こちらから』。

 

※オリジナル名刺のオーダーは、『こちらから』。

 

花想

ある朝、何かに潰された。

気がつくとそこに大きな花が咲いていた。
大きな花に近づきたくて 一生懸命、日を浴びた。

ある時、何かにもぎ取られ 違う場所にやってきた。
大きな花の存在を超えたくて 毎日必死に考えた。

ある夜、何かに襲われて 暗い場所に落とされた。
光を求めてさまよった。

ある日、何かに包まれて 心が明るくなってきた。
自分の道を考えた。

鏡の中を覗いてみると、わずかに見える子葉がひとつ映っていた。

子葉は、自分の存在を考えた。

子葉は、花を咲かせた自分の姿を考えた。

花を想い生きている。

※『花想』のご購入は、『こちらから』。

 

オリジナル作品のオーダーは、『こちらから』。

 

蒼穹

今回、彫った文字は『蒼穹(そうきゅう)』

蒼穹(そうきゅう)は、”弧を描いた深く青い空・果てしなく続く青空”という意味をもちます。

▪蒼は、「深い青色・草の青々とした色・草木が青々と茂る・白髪混じりの年老いた」など様々なブルーを意味します。
訓読みでは「あお(い)」「しげ(る)」と読みますね。
つまり、蒼は自然と関係深いブルーで、ここでは、『深い青色・青々とした色』を意味します.

▪穹は、『弓形・丸天井・ドーム形』を意味します。
訓読みでは「あな」「おお(きい)」「たか(い)」「ふか(い)」「おおぞら」といった読み方があります。

そこで、蒼穹(そうきゅう)は、果てしなく広がる空・深みを感じる青色をした空をイメージすることができます。

私は、この言葉が大好きで、蒼穹(そうきゅう)のように深みのある人間にならねばと常に自分に言い聞かせています。

※『蒼穹(そうきゅう)』のご購入は、『こちらから』。

 

オリジナル作品のオーダーは、『こちらから』。

 

命名書とお名前作品のご依頼

本日は、うれしいご依頼のご紹介です。
新しい生命の誕生・赤ちゃんの笑顔は人の心をあたたかく、優しい気持ちにしてくれますね☆

お名前は、凛ちゃん。
とっても可愛らしいお名前ですね。
ご両親がお選びになられた女の子らしいピンクの花柄の用紙に命名書を書かせていただきました。

ご両親さまはきっちりとした楷書体のものをご希望。
1文字1文字、丁寧に大切に書かせていただきました。

お日にちは、ご両親様が愛を込めてお書きになられるそうです☆

また、同時にお名前作品の依頼もいただきましたので、お名前からイメージを膨らませ、揮毫させていただきました。

凛ちゃん、ご家族の皆さまにたくさんの幸せが降り注ぎますように・・・

この度は、ご依頼本当にありがとうございました☆

オリジナル作品のオーダーは、『こちらから』。

 

墨象という世界観

私が墨象を制作する際は、【感情をぶつけたもの・意味を持つもの】など様々なアプローチから生まれます。
タイトルが思い浮かび、それにイメージをのせていく時もあり、またそれとは逆に頭の中に浮かんできたイメージを映し出してからタイトルをのせることもあります。

また文字からイメージした墨象もあれば、全く文字を用いずに作成したいわゆる抽象画のような墨象もあります。

この度の作品は夜空を見上げていたときに頭に浮かんできたイメージを映し出しました。

タイトルは”夜鏡”。

私の頭の中で固められたイメージではなく、観てくださる皆さまの自由な視点から感じてもらえれば嬉しく思います。

※『夜鏡』のご購入は、『こちらから』。

 

オリジナル作品のオーダーは、『こちらから』。

 

無心

無心とは心が無い空虚状態ではなく、本当は”豊かな状態” を表す言葉です。

良寛和尚の名句「花無心にして蝶を招く」。

静かに大自然のありのままの生き生きとした姿に“それ”はある。
自分が自分らしく精一杯生きること、それが「無心」。
ありのままの自分を輝かせることが大切なのではないでしょうか。

【無心】のご購入は、『こちらから』。

 

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1文字に込められた想い

今回ご紹介させて頂く作品は、『協』の1文字作品です。

つくり(右側の偏)は、3つの力の組み合わせでできているのがわかります。
複数人が協力してますね☆

一方、左側の偏は”十”。
十には、「多くのものを集める」という意味があります。

10進法では「9」が奇数の最後の数字で、10まで進むと『指10本』または、『算木10本』のひとまとまりの単位として、そこから新たに計算が再開されます。
つまり『10は、合わせてひとつにまとめた数』となります。

そこで、(右側の偏)劦は、力が集まり、(左側の偏)十は、多くのものを集めることから、

協は、『たくさんの力を合わせる事』を意味する漢字になりました。

漢字って奥が深いですね。


※『協』のご購入は、『こちらから』。

 

※オリジナル作品のオーダーは、『こちらから』。